看護師のランチ

2019年5月23日

こんにちは。
看護師のなみです。

私は、主に高齢者看護を行っております。
スタッフが少ないので、何かあった際にすぐに駆けつけられるよう、フロア内でランチを摂っています。

転倒リスクのある患者さんも多く、高齢者が多いため急変による救急対応も視野に入れています。
また、時間を問わず排泄希望の患者さんに対応する為でもあります。

少ないスタッフでフロアを運営しているため、手薄になる時間帯に患者さんから要求があればヘルプで入ります。
その為、なかなか落ち着いてランチが摂れることがないこともありますが、
スタッフは皆、仲が良く昼食を取っています。

唯一のリラックス時間です。
この時間は、昼間の情報番組をみながら、楽しく話したり、仕事の愚痴をお互いに言ったり貴重な時間です。

患者さんの情報交換や、テレビを見ながら好きな芸能人の話をしたり、話す事でストレス解消出来ることもあります。
疲れ果てている時は、話す事も嫌に感じる時もありますが、その時は一人の時間を楽しみます。

例えば、新人さんが入職した際は、良いコミュニケーションの場になります。
身近な話から始まり、身の上話などをして職員同士がお互いを知る良いきっかけとなっています。
楽しい食事をするということ=快体験になるそうです。
会話をした相手や話した内容が強く記憶される効果があるそうです。
そして、食事中も説得されやすい状況になるそうです。

食事を一緒に摂る事は大切なんですね。

比較的、私の職場のフロアの方は出来るだけ一緒にランチを摂っているので、
一緒に摂ることで良い効果をもたらしてくれているのかもしれませんね。

多くのスタッフはコンビニエンスストアでお昼を買うことが多いですが、
自身で簡単にお弁当を作ってきている方も多いです。

病院の近くにお弁当屋さんがあれば、とても便利でいいのですが、残念ながら無いのです。
以前、会社員の際は近くに美味しいお店が沢山あり、同僚と毎日どこに行こうか悩んでいたくらいです。
その時も忙しい毎日だったので、美味しい物を食べることは唯一の楽しみでした。

時折、先輩看護師から家で作った家庭料理を頂くことがあります。
この方は以前、看護師を辞めた際、社員食堂で料理を作っていたとのことで、料理好きな方です。
毎回とても美味しく作って下さり、ハードな仕事を終えた後のランチは最高のごちそうでした。

以前、私がICUで働いていた病棟では、社員食堂があり毎回食堂で食べていました。
食事は、病院食で薄い味付けでしたが、病院食の味を知るのには役立ち、良かったです。
確か、1食250円位だったと思います。

患者さんは毎日このような薄い味付けを食べていると思うと少し気の毒でしたが、
治療の為には、医療現場の人間としてはどうしてあげることも出来ないですね。

本音を言えば、たまには好きな物を食べさせてあげたいという気持ちが大きいです。

ただ、患者さんの中には、
「好きな物を食べて死にたい」という発言も良く聞いたことがあります。
一人の人間としては、私も同じ意見です。

食は三大欲求の一つなので、自分の感情を抑えてコントロールすることは難しいでしょう。
いや、完全に抑えることは出来ないでしょう・・・

社員食堂の話に戻りますが、
食券を事前に購入し、総務へ支払いに行っていました。
手続きがアナログでとても現代社会には思えなく、面倒なシステムだなあ。と常に思っていました。

ただ、あまり人間関係が良くなかったので、食堂には行きたくなかった記憶があります。
ほぼ、同期の看護師とのみ話しており、あっと言う間に1時間が経過し、現場に戻りたくない。と常におもっていました。

先輩看護師が沢山食堂にいたので、病院内の悪口は言えませんでしたが、仲の良い同僚と会える場所があるだけで癒されました。
分からない手技や薬剤などを聞いたり、新人研修などの情報交換をしたり、貴重な場所だったことを思い出します。

ランチは忙しい毎日の中のオアシスですね。
楽しい時間をこれからも過ごしていきたいですね。